君が教えてくれた名古屋 歯医者を入手しました
こんなことで、私もほとほと呆れ果てているのだが、せめて当社だけでもしっかりしようと思い、微力なりとも、ラジオのコマーシャルなどで業界を盛り上げる努力をしているというわけである。
ところで、その歯科用品輸入協会に入っていなければ、そこが主催するデンタルショーに出品できないことは、さっき書いたとおりである。
つまり、せっかく海外から輸入しても、宣伝する場所がないことになるわけだ。
そこで当社は、毎年、新宿のK王プラザホテルのホールを借りて、当社だけのデンタルショーを開催することにしたのだった。
例年、7月に開催しているのだが、おかげさまで、毎回、1000人から2000人の歯科医の先生方にお越しいただくほどの盛況ぶりになっている。
もし、協会主催のショーに出品できたとしても、50余りの会社が出展するのだから、与えられるのは全体の50分の1のスペースである(そういう点だけは、彼らは平等主義なのだ)。
だが、それくらいでは、まともな宣伝はできるはずはない。
だから、当社が協会に入会を拒否されたのは、当社の宣伝の上では、かえって大きなプラスになっていったというわけだった。
本書の最初のテーマにもどることになるが、「ピンチこそチャンス」というのは、まさにこういうことでもあるのである。
また、業界の話が出たついでに、普段、私か考えていることを、ここで書かせていただくことにしたい。
国民のみなさんにもっと歯の健康に気をつかってほしいということを、この業界全体で訴えていく努力をするべきだということである。
歯の健康は、身体の健康に直結した、人間にとってきわめて大切なものである。
だから、自分の健康維持のためには、こまめに歯医者さんに行って、日頃から歯を健康に保っておくということが大事なのだ。
日本人は、クルマだの家だのにはお金を使うのに、歯にお金をかけようとする人の数は、きわめて少ない。
痛くなって慌てて歯医者さんに行ってお金を払っていたのでは、遅いのである。
普段から歯医者さんに行って、保険でなく、お金をかけて歯を大切にしておくことを心がけるべきなのだ。
わが国の制度の下では、歯にとって大切ではあるけれども、保険ではカバーできないことも多いのである。
歯の大切さが身にしみてわかるのは、ほとんどの人にとって、年をとってからのことだろうと思う。
年をとって自分の歯がなくなってみて初めて、いかに歯が大切なものだったかを悟るI後悔先に立たずとは、まさにこのことである。
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